WordPressサイトに「お問い合わせフォーム」を簡単設置!オーナー様必見のツール&プラグイン4選

WordPressサイトに「お問い合わせフォーム」を簡単設置!オーナー様必見のツール&プラグイン4選

「ホームページは作ったものの、どうやってお客様からの問い合わせ窓口を作ればいいのか…」とお悩みではありませんか?もちろん、お問い合わせフォームは事業の信頼性向上や、仕事のオファー、万が一の連絡窓口として必須です。

「Googleフォームを試したが、操作画面が難しくて挫折してしまった」という方もいるかもしれません。ご安心ください。WordPressでは、難しいコードを書かずに、指定されたコードを貼り付ける程度の操作で簡単に導入できる方法が主流となっています。この記事では、パソコン操作に少し慣れていればすぐに導入できる、使いやすいメールフォームの設置方法を4つご紹介します。

目次

1. 初心者でも簡単!おすすめメールフォーム紹介

WordPressにメールフォームを設置するには、主に「プラグイン」を利用する方法と、外部の「フォーム作成ツール」を利用する方法の2つがあります。専門知識が不要で、短時間で設置が可能なツールを選びましたので、ぜひご自身に合った方法を見つけてください。

1. Contact Form 7(無料プラグインの定番)

「Contact Form 7」は、WordPressのプラグインの中で最も利用者が多く、導入実績が豊富な無料プラグインです。開発者が日本人のため、日本語での解説情報が豊富で、初心者でも安心して利用できます。

基本的な設定を行えば、名前、メールアドレス、題名、メッセージ本文といった必要最低限のお問い合わせフォームが簡単に作れます。フォーム作成後、発行される「ショートコード」を固定ページに貼り付けるだけで、フォームを設置できます。HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、お問い合わせフォームを作成できる点が大きな特徴です。

2. Googleフォーム(手軽な無料外部ツール)

Googleアカウントをお持ちであれば、無料で簡単にフォームを作成できる外部ツールが「Googleフォーム」です。フォームの回答データは自動的にGoogleスプレッドシートに保存されるため、データ管理が楽であるというメリットがあります。

Googleフォームでは、氏名、メールアドレス、題名、メッセージ本文(段落式)などの項目を設定できます。作成したフォームは、画面右上にある「送信」ボタンから「HTML形式(埋め込みコード)」を選択し、そのコードをWordPressの固定ページに貼り付けることで設置が完了します。ただし、Googleフォームはデザインのカスタマイズが難しいというデメリットがあります。

3. Jetpack Contact Form(多機能なオールインワンプラグイン)

「Jetpack Contact Form」は、WordPressの多機能プラグイン「Jetpack」に内蔵されているフォーム機能です。

このプラグインの最大の魅力は、HTMLやタグの知識が全くなくても、簡単にフォームを設置できる点です。顧客管理やセキュリティ対策、SNS連携など、多くの機能を利用できます。投稿ページにも簡単にフォームを設定できるため、問い合わせ件数のアップが期待できます。

4. Defform(営業メールを自動で仕分ける外部ツール)

「Defform」は、問い合わせフォーム経由で届く営業メールやスパムメールをAIが自動で判別し、フィルタリングすることに特化した外部ツールです。

Webサイトの問い合わせフォームから大量に届く営業メールの選別作業に時間を取られ、本当に重要なお客様からの問い合わせを見逃してしまうという悩みを解消できます。既存のWordPressサイトのフォームにも簡単に導入でき、HTMLコードの追加やAPIの設定だけで、わずか5分程度で設定が完了します。この手法は、まさに指定のコードをコピー&ペーストすることで実装できるため、難しいコーディング知識は一切必要ありません。

2. 「設置して終わり」にしないために—知っておきたいフォーム活用のポイント

お問い合わせフォームを設置する目的は、ユーザーからの意見やビジネスチャンスを逃さず受け取ることです。しかし、いくつかの注意点を守らないと、かえって機会損失や管理の負担が増えてしまいます。

ユーザーの離脱を防ぐための項目設定

お客様がフォームの途中で「面倒だ」と感じて離脱してしまうことを防ぐため、入力項目は必要最低限に絞りましょう。氏名、メールアドレス、お問い合わせ内容など、一次対応に必要な情報のみにとどめるのが鉄則です。

また、ユーザーの入力ミスによって折り返し連絡ができなくなるのを防ぐために、電話番号とメールアドレスなど、複数の連絡手段の記入を促すことも有効です。Contact Form 7などのプラグインでは、誤った文字列が入力された場合に自動で再入力を求める機能(バリデーション)も利用できます。

迷惑メール・スパム対策を徹底する

お問い合わせフォームを公開すると、ボットを悪用したスパムメールや迷惑メールが届くリスクが必ず発生します。これを放置すると、従業員が対応に追われたり、不正アクセスや詐欺のリスクが高まったりします。

手軽にできる対策として、「reCAPTCHA」や「Cloudflare Turnstile」といった認証ツールの導入が有効です。これらのツールは、ユーザーに「私はロボットではありません」とチェックさせたり、簡単な認証を求めたりすることで、自動化されたスパムからフォームを保護してくれます。

スマートフォンでも使いやすいデザインにする

現在のインターネット利用はスマートフォンが主流です。そのため、どのデバイス(PC、スマホ、タブレットなど)からアクセスしても、画面サイズやレイアウトが自動的に調整される「レスポンシブデザイン」に対応していることが必須です。

レスポンシブデザインに対応していないと、スマホで閲覧したときにデザインが崩れて見にくくなる可能性があります。プラグインを利用する場合でも、テーマやCSS設定を通じて、スマホで表示が崩れないかを必ず確認しましょう。

設置後は動作確認を忘れずに

お問い合わせフォームを設定完了した後には、必ずテスト送信を行い、問題なくメールが届くことを確認しましょう。設定ミスでお問い合わせフォームが機能していなかった、という事態を防ぐことができます。

3. まずは「確実に届く窓口」を設置することが第一歩

ホームページにメールフォームを設けることは、万一の際の連絡窓口を確保するため、そして企業からの仕事のオファー(純広告の掲載依頼、製品レビュー依頼など)を確実に受け取るために必須です。連絡先がないと、「一体誰が運営しているのだろう?」と読者に不安感を与え、信頼感・安心感を損なう可能性があります。

難しいプログラミング知識は必要ありません。今回ご紹介した「Contact Form 7」のようなプラグインや、「Googleフォーム」「Defform」といった外部ツールを活用すれば、指定のコードを貼り付ける程度の操作で簡単に導入が可能です。

設置後は、必ずテスト送信を行い、お客様からの問い合わせがご自身のアドレスに正常に届くことを確認してください。まずはこの窓口を開き、24時間365日、貴社のビジネスチャンスを逃さない体制を整えましょう。

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