「GmailのPOP受信不可」2026年の仕様変更と、フォームからのスパム地獄を回避する現実的な話
仕事関係のメールにて、独自ドメインのメールをGmailで一括管理している方は多いと思います。怪しいメールや営業メールはすべて分類してくれて便利ですよね。
ただ、この運用が2026年からは今まで通りにはいかなくなるのをご存知でしょうか？
Googleの方針変更で、ちょっと面倒な事態になりそうなんです。今回はその背景と、サーバー設定と格闘せずに問題を解決するための「Defform（デフォーム）」というツールについて、備忘録も兼ねてシェアします。
1. 2026年1月、Gmailの「POP3取得」が終わるらしい
これまで私たちは、Gmailの「他のアカウントのメールを確認（POP3）」という機能を使って、サーバーにあるメールをGmailに“取りに”行かせていました。 これが2026年1月を目処に廃止されるそうです。セキュリティの観点から「パスワードを預けて外部から取得する」という古い仕組み自体が見直されるんですね。
そこでkintoneやoutlook等を通じてのメール受信に切り替える企業さんは多いかと思いますが、問題はフィルタリングです。
上記のような対策をすると、Gmailの優秀な自動フィルタリング機能が使えなくなります。特にメールフォームからバンバン届くスパムメールは、どれが正規のお問い合わせかわからなくて混乱することになります。
2. 設定で悩むより、フォーム側で弾く。「Defform」という選択肢
Gmailやサーバー側の設定でなんとかしようとすると専門知識が必要で結構しんどいのですが、発想を変えて「お問い合わせフォーム自体を賢くする」のが一番手っ取り早いかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、AI搭載型メールフォームの「Defform」です。
これの何が良いかというと、単純なフォーム作成ツールではなく、「AIが秘書のように選別してくれる」点です。
- AIが勝手にフィルタリング: 内容や送信者をAIが分析して、「これは営業」「これはスパム」と判断したものはGmailに転送される前にブロックしてくれます。ポストの前で秘書がチラシを捨ててくれるイメージですね。
- 導入が驚くほどラク: 「システム移行」なんて大袈裟なものではなく、WordPressなどの既存サイトにコードを貼るだけ。5分もあれば設置できます。
- 小規模ならずっと無料: 月に30通以下の判定なら無料で使い続けられます。個人運用なら十分な範囲ではないでしょうか。
メールフォームからのスパム対策については、ぜひこちらもお読みください↓
まとめ
2026年のGmail仕様変更で慌てないために、今のうちから対策しておくに越したことはありません。 転送設定のトラブルで大事なメールを見落とす前に、Defformのような「AIに選別を任せる」今どきのツールに切り替えておく。それが結果的に、一番ストレスのない解決策になりそうです。
